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【塾講師】受験に向けての心構え

こんにちは、Wideneckerです。気温の高い日が続き、体力が削られていく思いです。
夏期講習が終わると、約1週間のお盆休みがありました。
例年ですと遠出をするのですが、今年は自粛した夏になりました。
野球観戦にも出かけられず、海にも入れず、できる限りの楽しみを満喫しました。

心待ちの再開と再会

講習中は、朝から夜まで、ほぼほぼ授業で時間が過ぎ去ります。
体力の衰えを感じつつ、若い者には負けていられない精神で、楽しく過ごせました。
1日で全生徒に会える機会は、通常期ではありえないことなので、私は講習が大好きです。

長期休み明けの授業は、久しぶりの授業ということで、テンションは上がりますね。
春期講習後の4月は、すぐに休校期間に突入し、約2ヶ月は映像配信に切り替わってしまいました。

その気持ちは、素直に生徒たちにぶつけるようにしています。
「会えて嬉しい!
「今日がどれだけ楽しみだったか!
若い先生は、なかなか恥ずかしいようですが、指導者する立場の皆さんが発する言葉で、生徒の気持ちは大きく変わります。

Widenecker
Widenecker

冷たい反応の時もありますけどね・・・笑
この仕事が、本当に好きなんだなと、実感をする瞬間です。

モチベーション管理

大人であっても、子供であっても、モチベーションを常に高い位置でキープすることは至難の業です。
誰もが壁にぶつかりそうになったら、回避行動をとります。
ゲームや漫画などの趣味の世界に没頭をしたり、むしろ何も手につかなくなったりするかもしれません。
保護者の立場からすると、そんな様子にしびれを切らして、ついつい叱ってしまうことがあるのでは?

受験生を取り囲む環境を大きく3つに分けてみます。
 家庭
 学校
 塾
私が保護者面談で話をしているのは、「学習に関する導火線・嫌われ役は、私に任せください」ということです。
学校・塾は、少なくとも「勉強に関わる場」です。
家庭でも、宿題をするなどで、勉強から完全に離れることはできないかもしれないですが、
息を抜く場所、努力を認めてもらう場所、としての割合を高めてほしいと思っています。

私が、塾の様子で家庭連絡を入れるのは、
素行が悪くなった時や点数が不調になった時などマイナス報告の時よりも、
漢字テストの点数が良くなった、模擬試験の点数が上がった、きれいな字を書けるようになったなど、
プラス報告の方が多いです。
今、お通いの塾からは、どちらの報告が多いですか?(そもそも連絡がない塾の運営は、心配になります)

家で、勉強をしなくなったら、すぐに塾に連絡を入れてみてください。
生徒面談を設定したり、全体向けに説得をしたり、すぐに動いてくれるはずです。
協力を得られなかった場合は、転塾等もご検討ください。

不安なのは、誰でも一緒

時節柄、「合格」「不合格」に対する漠然とした不安が募るころです。
 したがって、色々なものに手を出してパニックになる受験生
 やらなければいけないものが多すぎて無気力になる受験生
沢山の生徒たちを見てきました。

私は、基本路線は「共闘派」です。スパルタ系ではないです。
ひょっとしたら、甘いと言われるかもしれませんが、ずっとこのスタイルです。
入試の合否結果を、「生徒の人生の岐路」としてではなく、
「自分の実績」として捉えたくないという気持ちが強いからです。
私が、大手進学塾を離脱した理由の1つでもあります。
行きたい学校ではなく、塾の経営戦略の流れで別の学校を勧めることに抵抗がありました。
本当に、その生徒が行きたいという学校をメインに考えます。
もちろん、実力面から1ランク上の学校に挑戦することを提案することもあります。

生徒の仕草や表情を見ながら、その生徒に相応しい対応ができるように、これからも努めていきます。

↑ 気分転換にノートを新調してみるのはいかがでしょうか。
以前の記事は、こちら。ノートの使い方をアドバイスします